伊勢志摩旅行記4

最終日は、金のシャチホコを見ねばということで、名古屋城に行った。本丸御殿の復元工事というのが行われていて、2017年完成予定。大変なことである。お金もものすごくかかるに違いない。でも名古屋の人はそのへんのお金の算段は上手にするような気がする。

名古屋城は石垣がたくさんある。これだけのものをどうやって切り出して、運んだのかと感嘆。加藤清正が指揮したそうだが、「それそれ!!えいえい!」とか号令をかけていただけじゃないか。実際に運ぶほうはたまらない。3ヶ月でこれだけのものをほぼ完成させたそうだ。権力はいつの時代も残酷である。

名古屋城第二次世界大戦の空襲で焼けたものを再現したものなので、エレベーターもあり、上り下りの階段も別々にある。規模がまるでわが地元の小田原城と違うので、「なんだよー」と言ったら夫が「名古屋城のほうが立派なのはアタリマエだろ。徳川御三家なんだから」と言う。「御三家? 三河家?」「バカじゃねえ? 尾張だろ」と言われてしまった。そうであった、確かに、尾張徳川家だ。

その後は栄のあたりをぶらぶらとして、帰途についた。

いろいろ面白いこともあったが、最後の感想としては、やっぱり金はかかるなあ。近鉄で3人で賢島から伊勢にかけてうろうろするだけで、万札が数枚、飛んでいく。しかしやっぱり伊勢志摩は大好きなので、また行くだろう。今度は志摩観光ホテルの新館「ベイスイート」に泊まってやるのだ。うー、高いけど。。。