美しいジミー・ペイジ

10月16日のジミー・ペイジ来日記者会見&Celebration Dayプレミア試写会に当たって、生・本人に出会ってから、ずーっとジミー・ペイジ漬けである。

考えてみればもう40年近く、浮き沈みはありながらジミー・ペイジの熱狂的ファンを続けてきたが、生・本人を見て、やっぱり良かったな、後悔しない!って感じだ。(後悔するだろ、とは言われていないが)

浮き沈みの、沈みのほうだが、50代ぐらいのジミー・ペイジは、ハッキリ言ってひどかった。Black Crowesとやっていた時なんか、「えーーーー??」ぐらい、オーラがない。体重が増えて髪の毛が変わるだけで、あんなになるのかと思った。

さらにZEP解散後の、ヨレヨレしていた時もあまり好きではなかった。もちろんショックでヨレヨレするのは「キャー」もので同情するのだが、酒にタバコにクスリでイキがっている感じで、良くなかった。

しかし髪の毛が白くなったあたりから、いい感じになってきた。一説には酒もタバコもやめたからだというが、健康志向でずっと長生きしてもらうのがいい。御年68歳、いつ死んでもおかしくないが、ずっとギターを弾き続けてもらいたいものだ。

なにしろ、ZEP現役のころのジミー・ペイジは、マジで美しかった。信じられないくらい美しかった。いくら言っても言い足りないぐらい美しかった。しつこいからやめるが。

私は高校1年生の時にミュージック・ライフのグラビアで、ジミー・ペイジを見た時の衝撃が忘れられない。それまでビートルズとかクイーンとかエンジェルとか聴いていたわけだが、すべて吹っ飛んでしまった。こんな美しい、しかも知的そうで、ギターうまくて、音楽もすごくてみたいな人がいるんだ、と思って、猛烈に好きになり、以降ずっとその調子で好きなのである。

当時は情報源としては音楽雑誌(しかもわりとしょーもない)と単行本ぐらいしかなく、いったいジミー・ペイジとはどんな人なんだと必死で情報を探したものである。とにかく圧倒的に情報がなかったのである。だからThe Song Remains the Sameが公開された時には、1日で4回連続観てしまったのだ!(当時は入れ替えなんてセコいことは言わなかった)

この時もギター弾きながらすごく動く! ということに驚嘆し、ひえーと叫び続けたのであった。

You Tubeがあっていくらでも動画が見られる時代になり、情報もどんどん入ってくる。ありがたい時代になったものである。それで改めてジミー・ペイジ情報を漁っているわけだ。

この話題はちょっと続く。